フィギュアスケート

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GPF(グランプリファイナル)を終えて〜男子SP〜

先週GPFが終わりましたが、なかなかハイレベルな戦いとなりました。筆者は眠気と戦いながら深夜から早朝にかけてのライスト観戦を3日間行って死ぬかと思いました😇


素人目線ではあるものの、各選手の演技を見た感想を書いていきたいと思います!ちなみに今回はシングルシニア男子SPについてです!



シニア男子

1位 ネイサン・チェン(アメリカ)

4Lz 3A /4T+3T

素晴らしい演技で、ジャンプは全てクリーンに降りてきました。昨季から苦手だった3Aが安定したことがかなりいい結果に繋がっています。

ネイサンは自分に合ったプログラム作りが非常に上手いですね。シニアデビューしてからハズレプロまだ1度も見てない気がします。


ネイサン過去最高の出来のSPは羽生の世界記録に迫る110.38を叩きだしました。PCS(演技構成点)も十分に出ており現世界王者に相応しい演技だったと思います。

ただ衣装がちょっと😥

前のベストを着た衣装カッコ良くて好きだったのに残念です😇



2位 羽生結弦(日本)

4S 3A /4T+COMBO

最初2本のジャンプはかなり高い質で降りました。3Aなんかは満点あげてもいいでしょ!ってレベルです。

最後のコンビネーションの予定のジャンプはファーストジャンプで着氷が乱れてしまいセカンドがつけれませんでした。これだけで13点以上は失ったので非常に痛いミスでした😓

その後のステップは体がコントロールされながらもよく動いており、哀愁と情熱両方が表れた素晴らしいものでした。

それにしても美しいスケーターだなぁ(惚れ惚れ)


点数は今季最低の97.43。ネイサンとの約13点差つけられて厳しいスタートになってしまいました。



3位 ケビン・エイモズ(フランス)

4T 3Lz+3T /3A

泣き虫エイモズくん。

全ての要素をきっちりミスなくこなしました。エイモズはパッション溢れる演技をするので観客の心を鷲掴みにしてしまいます🦅✊

プログラムの密度も濃く、目の肥えたスケオタでも満足いくものとなっています。


点数は自己ベストの96.71。

エイモズのキスクラでのリアクションは毎回笑ってしまうほど大喜びをするので是非見てみてください笑



4位 ドミトリー・アリエフ(ロシア)

4Lz+2T 4T/3A

ジャンプは3本ともなんとか耐えて着氷といった感じでした。本来しっかりハマれば美しいジャンプを跳べる選手なのですが今回は精彩を欠きました。

ステップ・スピンでもレベルの取りこぼしがあり勿体ない😅

ロシア男子にしてはしなやかな動きが上手く、表現の面も悪くないです。


点数は88.78。100点近く出せるポテンシャルを持つ選手なので今回の演技はイマイチといったところ。



5位 アレクサンドラ・サマリン(ロシア)

4Lz 4F+2T /3A

冒頭のコンビネーション予定のジャンプはファーストの4Lzで着氷が大きく乱れてしまったのでセカンドはつけれませんでした。

次のジャンプを気合いでコンビネーションにしてきましたが出来栄え点はマイナス評価。

技術点でガッツリ稼いで勝つタイプなのでジャンプの点数が稼げないのが痛かったです。


点数は81.32。ミスがあった割にはなんとかプログラムをまとめれたのでまずまずですね。



6位 ボーヤン・ジン(中国)

3Lz<< 4T+3T /3A


冒頭に予定していた4Lzが抜けて3Lzのしかもダウングレードになってしまいかなり痛い失点に😱

今日の演技は本来の彼とは程遠い内容でした。爆発力がある選手なだけに波が激しいのは仕方がないのかな……

2度のワールドメダリストですが、安定した演技をある程度続けないとPCSもなかなか伸びてきません😓


点数は80.67。100点台を出したことのある選手なのでポテンシャルは非常に高いです。これまでネイサン、羽生、宇野に続く4番手のポジションだったのですが昨季から上手くいかず苦しんでいる様子が見られます。



さて男子SPは以上です。

初めての試みでうまく書けたか分かりませんが、今後もひっそりと更新していくつもりなのでよろしくお願いします🤗